高級日本茶「玉露」が敬老の日やお中元・お歳暮の贈り物としておすすめの理由

お中元やお歳暮の季節では、相手に喜ばれる贈り物を選ぶのはなかなか難しいものです。そんなときおすすめなのが日本茶です。

しかし、敬老の日などにはよいと思うけど、若い人は喜んでくれるかが心配という方いるのではないでしょうか。最近ではおしゃれなパッケージで、スイーツとセットになったギフトなど、若い方の目を引く商品も販売されているので、年代を問わず贈りやすくなっています。特別な日の贈り物には、日本茶の中でも高級日本茶といわれている「玉露」を選ぶ方も多く見られます。

ここでは、日本茶の種類や玉露の特徴と、玉露が最高日本茶といわれる理由などについてご説明します。

日本茶といっても、茶葉の栽培方法やお茶の製法によってさまざまな種類があります。代表的なお茶には煎茶、玉露、深蒸し茶、ほうじ茶などが挙げられます。日本国内で一番飲まれているのは煎茶で、生産量も多くお茶全体の80％を占めています。

また、玉露は深みのあるまろやかなお茶独特が甘みを味わえるのが特徴で、お茶の中でも高級日本茶といわれています。

煎茶と玉露の違いは茶葉の栽培方法にあります。玉露は新芽が出始めたころに、太陽の日が当たらないようにワラやヨシズ（今は化学繊維が多い）を被せて3週間ほど育てることで、玉露独特の甘みを生成します。

手間がかかっている分価格にも差が生じ、煎茶が100g当たり300～3,000円に対し、玉露は100g当たり1,000～3,000円が相場となっています。大変希少なため、どのお店でも売っているというわけではなく、玉露の取り扱いのない日本茶専門店もあります。

玉露が高級日本茶といわれる理由は、煎茶に比べて手間がかかり、あまり生産されていないことに由来します。

具体的にどのような手間がかかるかというと、さきほどご説明したように、広大な茶畑にワラやヨシズを被せる作業が必要です。また煎茶の場合は機械での茶摘みも可能ですが、玉露の葉は柔らかいため機械を使った作業ができないのですべて手作業になります。

実際にどのくらいの玉露が生産されているかというと、お茶の年間生産量は約8万トンのうち、玉露の生産量は235トン（平成28年）です。これは、お茶全体のたった0.3％に過ぎません。なお、玉露の生産量第1位は京都で143トン、お茶で有名な静岡は第3位12トンとなり、多くの玉露は京都で生産されています。

ご紹介したように手間ひまかけて作られた玉露は、煎茶では味わえない深みとコクを堪能できます。生産量が少ないため販売しているのを目にしたことがない人や、玉露は価格が高いため名前は知っていてもなかなか買えないという方も多いため、玉露は敬老の日・お中元・お歳暮などの贈り物として喜ばれる傾向にあります。

せっかく贈るのであれば品質のよい玉露を選んで贈りたいものです。お茶を選ぶ際は、通常は試飲で味や香りを味わって判断したりしますが、あまりお茶に詳しくない方が数種類ある玉露の中からひとつを選ぶのは難しいでしょう。そのようなときは高級日本茶を取り扱う日本茶専門店で購入するのがおすすめです。

日本茶専門店であれば、お茶のプロが予算や贈る相手にあった最高級の玉露を提案いたします。玉露をはじめ贈り物用のお茶をお探しの方は、京都の宇治茶専門店ふじや茶舗へお気軽にご相談ください。

敬老の日・お中元・お歳暮などのシーンには、相手に喜ばれる贈り物をと考えて日本茶を選ぶ方も少なくありません。いつもと違う贈り物や、大事な人に特別な贈り物では高級日本茶の玉露を検討される方も多くなっています。しかし、お茶選びに慣れていない方は、どれを贈っていいか悩んでしまうでしょう。ご自分では迷ってしまって選べない方は、日本茶専門店でプロに相談するのが一番です。

宇治茶専門店ふじや茶舗では、宇治の玉露や抹茶、緑茶やほうじ茶など幅広い種類を取り揃えております。高級日本茶の玉露をはじめ、お茶選びのご相談やご購入ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。