- 2026-01-17 (土) 6:00
- お役立ちコラム

普段何気なく手に取る緑茶、特に「綾鷹」のような製品で見られる、わずかに白濁したような見た目に、疑問を感じたことはありませんか。
その濁りは、一体何から生じているのでしょうか。
実は、その見た目の特徴こそが、緑茶本来の豊かな風味や深い味わいを引き出すための、こだわりの製法に由来しているのです。
今回は、緑茶に生じる濁りのメカニズムと、それが品質や味わいにどのような影響を与えるのかを詳しく解説していきます。
緑茶に濁りが生じる原因
茶葉の微粉末が浮遊している
緑茶の製造過程、特に茶葉を乾燥させて粉末状にする工程や、茶葉を細かく刻む過程で、非常に細かい粒子が発生します。
これらの微細な茶葉の粉末は、お湯に溶けきる前に茶液中に浮遊しやすく、これが緑茶の見た目に濁りとして現れる一因となります。
特に、茶葉本来の成分をできるだけ多く抽出することを目指す製法では、こうした微粉末が意図せず含まれることがあります。
カテキンとタンパク質の複合体が原因
緑茶には、カテキンをはじめとする多くのポリフェノール類が含まれています。
また、茶葉自体にはタンパク質も存在します。
これらの成分は、お湯で抽出される際に、温度やpHといった条件によって互いに結合し、微細な粒子を形成することがあります。
このカテキンとタンパク質が結びついてできた複合体が、水中で凝集・浮遊することで、緑茶特有の白濁したような外観を生み出すことがあります。

緑茶の濁りは品質や味わいにどう影響するか
旨味成分が増加し味わいが深まる
緑茶の濁りの原因となる微粉末やカテキン・タンパク質の複合体は、実は緑茶の持つ旨味成分やコクと深く関わっています。
これらの成分が液中に溶け出す、あるいは浮遊することで、お茶の味わいに複雑さと深みが増し、より豊かな風味を感じさせます。
特に「綾鷹」のような製品では、この「にごりの旨み」を最大限に引き出すために、独自の抽出方法やブレンド技術が採用されています。
品質や鮮度には問題がない
緑茶に濁りが見られることは、決して品質が低下しているサインや、鮮度が落ちていることを示すものではありません。
むしろ、茶葉の持つ成分をできる限り引き出そうとした結果であり、丁寧な製造プロセスを経た証拠とも言えます。
この濁りは、製品の安全性や飲用適性に何ら問題はなく、むしろ茶葉本来の恵みを活かした、こだわりの証として捉えることができます。

まとめ
緑茶に見られる濁りは、茶葉の微細な粒子や、カテキンとタンパク質が結びついた成分によるものです。この「にごり」は、決して品質低下のサインではなく、むしろ緑茶本来の旨味成分を豊富に含み、味わいに深みをもたらす源泉となっています。
「綾鷹」をはじめとする製品では、この濁りを活かすことで、より豊かな風味を引き出す工夫が凝らされています。
見た目の特徴に惑わされず、その奥にあるこだわりの製法と味わいをお楽しみいただければ幸いです。














































